前の記事で、「防災用品の備蓄率」について書いたため、調べてみたところ、こんな調査結果を発見。
個人的にはこんなに低いんだ!と驚きましたが、こんなものかもしれません。
行政も、もっともっと呼びかけをした方がよいんでしょうね。
防災グッズ「備蓄率」No1は北海道エリア
ソフト・ブレーン・フィールドという会社が調査した結果を発見。
いくつか調査項目がありますが、目立ったもののみお伝えします。
全国平均48.8%って、意外と低いんだなと思いました。
北海道が1位なのは、やはり2018年の北海道胆振東部地震の影響が大きいのでしょう。(この調査は2019年1月実施です)
全地域が停電する「ブラックアウト」は衝撃的でした。停電って本当に困りますし、人によっては命の危険にもつながります。まず電源の確保は本当に大切ですよね。
他にも関東地域では「東日本大震災」の記憶が、やはりまだ新しいようです。とはいえ、東北は低いので、一概に記憶とだけは言えないかもしれませんが。
都会の単身世帯の方が準備していなそうなイメージがありますが、意外と関東も近畿も高いんですね。
逆に、中国、九州・沖縄は、高齢化率は高そうですが、備蓄率が低いのは、純粋に災害が少ないからかもしれません。
備蓄・保管グッズ1位は懐中電灯 やはり「飲料水」も多い
それでは、どんなものを備蓄しているのか。
懐中電灯は一家に一台!
同じ会社の統計を続けて紹介すると、1位は懐中電灯。最近はスマホのアプリでも兼ねられますが、ひとつあるとだいぶ安心です。
最近はアウトドア用のLEDランタンが、普通の灯りと変わらないくらい高性能なものも出ていますので、この機会にそろえてみるのも良いかも。
断水を警戒?飲料水が2位
質問項目に重複がありますが、飲料水の備蓄はかなり多くの人が行っているようです。
「断水」という言葉は日常的にもよく見ますし、田舎はもちろん、都市部でも起こります。命をつなぐのは、やはりお水ということでしょうか。
レトルト食品などの非常食も多いので、非常食を紹介するこのブログとしてもうれしい限りです
防災セットが3位に
これは逆に意外でしたが、防災セット、かなりの人が持っているんですね。
いろんなグッズが手軽に揃えられる半面、ちょっと割高な印象もあります。でも災害への意識の高まりと見て良いのでしょう。
いい防災セットが、近年、増えている印象もありますので、後押ししているのかもしれません。
意識の高い人はそろえているのでしょうから、関心の低い人にどう広げていくかが課題と言えそうです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。