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新型コロナ対策と避難を両立するには…そもそも「今までの避難所」に行くかを検討すべし

全国各地で梅雨の季節がやってきました。

ゲリラ豪雨が増えている印象もありますし、冠水地域や山際に住む人は、大雨警報時の避難を考えたいですね。

このブログとしては、水害によって停電や断水が起こることを考えて、非常食や水などを備えておくことをおすすめします。

スーパーで買える非常食スーパーで揃える非常食おすすめをまとめました!意外とたくさんあるけど注意点も! 九州北部豪雨 冠水で断水が続出 水だけはやっぱり備えておきたい

今年は新型コロナで避難所が変わる

やはり気になるのは新型コロナウイルスの影響。普段の生活でもマスクをしたり、人と距離を取ったり、こまめに手を消毒したりと、新しい生活様式を求められています。

ウイルス

内閣府が出した避難所のガイドラインはコチラ↓

http://www.bousai.go.jp/pdf/0608_guideline.pdf

消毒・検温・3密を避けるといった、新型コロナ対策はもちろんのこと、避難所を運営する側は、防護服の準備や、感染疑いのある避難者との動線をわけるなど、大変な対策を行う必要が出てきます。

避難の持ち物は?

避難所へ行くにも持ち物が変わりそうです。

持ち出し袋に入れておくべきものとして、マスク、消毒液、体温計、消毒できるウェットティッシュなどが必要になります。体温計など避難所が用意できない場合もあるので、個人で持ち出せるならば、それに越したことはありません。

また、せきが出る場合、熱がある場合など、ちょっと離れて過ごせるように、アウトドア用のミニテントなどがあっても良さそうです。

5000円~1万円ぐらいのものが多いのですが、3000円ぐらいのものでも十分です。ただ暑い日は、なかにずっといると熱中症になる可能性があります。しっかり水をとるなどして対策する必要があります。

何につけても水は大切です。持ち出し用は500mlがおすすめ。

そもそも「避難所」に行くか

そして考えないといけないのが、「これまでの避難所に避難するか」ということ。

日本災害情報学会が提言しています。 http://www.jasdis.gr.jp/_src/JASDIS_Proposal20200515-1.pdf

「避難」とは難を避ける行動ということ。避難所に行くだけが避難ではありません

確かに・・・

避難所以外の避難=分散避難も選択肢だとしています。高層階のマンションだったり、自宅が頑丈な建物だったりする場合は移動がリスクとなります。ホテルや親類・知人宅なども、密集を避けるのには有効です。

防災マップの確認を

やはりそのために必要なのは防災マップ・ハザードマップの事前確認です。どんな災害のとき、自宅・職場・通勤経路などが危ないのか。車移動は可能か。公共交通機関が止まったらどうするか。それらをしっかりチェックしたいですね。

ハザードマップはそれぞれの自治体のホームページに載っています。この機会に確認してみてはどうでしょうか。

こちらは国交省のハザードマップのポータルサイトです。全国各地のマップを探すことができます↓

https://disaportal.gsi.go.jp/

警戒レベルも知っておこう

また「警戒レベル」の確認も必要です。

「レベル4」、避難勧告などですが、こうなったら危険な地域にいる人は全員避難です。ですが、高齢者や障碍者など、移動しづらい人はレベル3で避難を検討する必要があります。

こうした基本的なことも確認しておきたいですね。内閣府の解説はコチラ↓

http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinankankoku/h30_hinankankoku_guideline/pdf/keikai_level_chirashi.pdf

最後まで読んで頂きありがとうございました。