30日朝のフジテレビの「めざましテレビ」で、非常食の特集をやっていました。
9月1日の防災の日を前にした特集ですね。
どれもすごくおいしそう♪
今回紹介されたのは防災安全協会が行っている災害食大賞。
「うまみ部門」ということで、よりおいしそうに見える、そしておいしい災害食が紹介されていましたよ。(ちなみに災害食と非常食の違いはこちらで説明しています)
おいしい災害食をプッシュしていました
女性リポーターが楽しそうにトレンド商品を伝えるコーナーだからか、今回紹介されたのは「うまみ部門」の商品でした。
アレルギーやインバウンドなどいくつか部門がありますが、一番おいしそうに見える商品がそろっていましたよ。
金賞
そのまんまカレー(三徳屋)
袋の中にご飯をそのままいれるという、逆転の発想。よく思いついたなと思います。
普通のご飯だとベチャベチャになりそうですが、「こんにゃく米」をいれることで、固くなることを防いでいるんですね。
水も熱もなしでおいしく食べられるそうです。3年間、保存可能です。
試食してみたいと思いました。さっそく注文します♪
論評では、「カレーの中にご飯が混ぜてある、まさにそのまんま食べられる。カレーの風味が広がり、食欲をそそる。水を熱もいらない。いいあんばいの画期的な災害食です。ひとこと「おみごと」といいたい」とありました。
銀賞
Hotぐるべん7備蓄王そぼろ玉子とじ丼(非常食研究所)
テレビでは、加熱剤などをいれて、ひもをひっぱるだけで、あたたかいご飯とおかずができる様子を紹介。楽です。賞味期限も7年あるとか。
「石灰石と塩水の加熱様式でひもを引くだけで温かいご飯になる、優秀な仕掛けで被災者の冷え切った心まで温める点を高く評価した。不安に打ちのめされた被災者に勇気と希望を与える点が髙く評価された。食べ慣れた日本の味で良い」とされていました。
個人的にはひっぱるだけでできる災害食は割高なので、あまり備蓄していません。
代わりにカセットコンロを常備しています
銅賞
忍者食ひじきご飯(きっこう)
「忍者食」というネーミングが良いですよね。こうした健康に良さそうなものも常備したいですね。
「玄米、ひじき、ごぼう、しいたけという健康志向を究めた日本食のツボをおさえていておいしい。災害時に大釜に熱湯をわかし大量に袋を投入し温めることが可能で、被災者におしいご飯を提供できる。食品成分表示を望む」と評されていました。
特別賞
農協の「飲めるご飯」が紹介されていました。最近、話題になることが増えているようです。
米、ハトムギ、などを使っています。リポーターさんは、「口に入れるとお米の甘みが広がる!お茶漬けを飲んでるみたい」と話していましたが、おいしいのでしょうか!?とにかく気になります。
ネット通販をみると、ココア風味とシナモン風味のセットが出てきました。
主な原料は米、小豆、はとむぎの3種類の穀物。栄養がたっぷりありそうです。
保存期間は5年間。内容量は245g。150kcalあるそうです。
災害食大賞では、「梅・昆布風味は常温でもおいしく、なめらかで均質なのが評価された。しかもアレルゲン特定原材料27品目不使用という優れた点も評価。高齢者が飲む場合、誤嚥の可能性が心配されるので、サジの使用をすすめたい」と評されていました。
まとめ
話題になる災害食は、
①何もなくても温められて普段の食事と同じものが食べられる災害食
②普段の食事とは違うけれども、あっためる必要もない逆転の発想の災害食
の2方向に分かれている気がします。
①はおいしいから常備したいけど、ちょっと高い・・・②は当たり外れがありそうです。
個人的には、②をメインに①が少しはあると、子供や高齢者は良いのかなと思いました。
9月1日は防災の日。こうした特集で非常食に関心を持つ人が増えると良いなと思いました。