絶対に災害は来るので、すべての家庭が本気で考えた方が良いと思います。
普段の食事の延長で始めることができますよ
ローリングストックって何?
例えば、広い地域に甚大な被害が及ぶ「南海トラフ巨大地震」に備えるためには
「1週間以上」の備蓄が望ましい。
と、されています。
いやいや、1週間って相当な量です。
4人家族だと、4人×3食×7日分=84食分!!!
そんなに備蓄なんてできない!と思いますが・・・
「普段から食べているものを少しずつ多く購入しておけば、1週間をなんとか乗り切れる」
というのが、ローリングストックの考え方です。
1週間分の備蓄って?
途方もない量にも思えますが、具体的には、まずコチラ。

内閣府防災情報ページより
簡単にまとめると・・・
①最初の1~2日は冷蔵庫や冷凍庫の中の食材を活用。(パン、冷凍食品など)
②3~7日目 多めに買っていたレトルト食品、缶詰、スープなどでしのぐ
この②の多めに買うレトルト食品、缶詰、スープなどが備蓄食料となります。
では、それをどのように購入、保存しておけばよいのでしょうか。
ローリングストック法って?

日本気象協会トクする!防災より
日本気象協会トクする!防災のイラストがわかりやすかったので引用させて頂きます。
普段から多めに食材を買っておいて備蓄しておく
→普段の食事で古い順に使っていく
→その分、また新しく買い足していく
⇒いつもある程度の量の食材が備蓄されている状態が続く
これが「ローリングストック」です。
ポイントは、日常生活で食べているモノで実践すること。そうしないと古い食材ばかりになってしまいます。
そんなローリングストックをするのに必要なのが「カセットコンロ」です。
水も燃料もないときに食べる「非常食」と違い、「普段と同じ食事」ですから、調理が必要です。
そのためにはカセットコンロで簡単な調理をしてしまうのが、最も効率的です。
新しいものは本当に使いやすいですよ
ローリングストックをする際のポイント
とはいえ、簡単ではありません。
一番の問題は、
備蓄したい食材 ≠ 普段から消費する食材
ということです。
例えば、「ペットボトルの水」を備蓄したいと思っても、普段は浄水を使っていて「ペットボトルの水」をわざわざ消費しない場合などが当てはまります。
長期間持つのでサバやシーチキンの缶詰を備蓄したいと思って、普段からしょっちゅう食べているかというと微妙です。
逆にスナックお菓子を普段から消費しているからといって、それを大量に備蓄するのも考えようです。
そんなローリングストックをするに当たってのポイントは・・・
に尽きると思います。
ちなみに我が家では、ローリングストック食材と非常食を組み合わせて、保存しています。言わば「半分ローリングストック」。
何を保存しているかは、別記事でご紹介します。