非常食の揃え方について、まとめて書いてみました。
- 何日分揃えればよい?
- どんなものを揃える?
- どこで揃える?
- 理想はそうかもしれないけど、実際のとこどうしてる?
といった疑問に答えられればと思っています。
何日分揃える?
国は「3日分」としていましたが、昨今の災害を見ると、とても不安になります。ということで、このブログでは、「1週間を目標」としています。
その理由はコチラに詳しく記しています→「非常食は何日分揃えればよい?もはや3日分では安心できないワケ」
といっても、乾パンとかアルファ米とか、いわゆる「非常食として販売されているもの」を1週間×家族の人数分揃えましょうという話ではありません。←これ大事です!
普段食べているものを多めに保存してまわしていくローリングストックで、「1週間分の非常食」はぐっと近づきます。
「ローリングストック」は防災で本当に大事な考え方だと思います。でもちょっと難しいんですよね。わかりやすくまとめました→「ローリングストックのススメ」
どんなものを揃える?
非常食というと、乾パンや乾燥したご飯(アルファ米)や、「ちょっと妙な味のする保存水」といったイメージ(?)があるかと思いますが、今や時代は変わりました。本当にいろいろなものがあるんです!(それをお勧めするブログでもあります)
「いわゆる非常食」だけじゃない備蓄については、さらに下に書いていますが、まずは「いわゆる非常食」を一挙紹介します。
アルファ米
強力におすすめしています。カセットコンロも一緒に備えたいですね。→「カセットコンロは防災セットに入っていないけれど必需品」
5年保存できて、お湯がなくとも水でも作れます(だいたい1時間かかりますが^_^;)。腹持ちが良いし、登山やアウトドアでも使えるので、賞味期限が近づいたら、そうやって食べてしまうのもおすすめ。
個人的な定番は尾西食品。いろんな味があるので、まずは全種類セットを買うのがベター。意外と美味しいので楽しめますよ。
でもそれ以外にもいろいろあるので、おすすめをまとめています→「アルファ米のおすすめをわかりやすくまとめました(実食レビューあり)」
パンの缶詰
あなどることなかれ。最近の缶詰めは本当においしいです。焼いた直後に缶に詰めたり、時には缶ごと焼いていたりといった、いろんな種類がありますが、5年持つものもありますよ。
このブログでもおいしいパンの缶詰を試食していますので、だまされたと思ってぜひ備えてみてください→「缶入り備蓄用パンっておいしい?定番ロングセラーを試食してみた」
水も火もいらないので、そのまま持ち出せば食べられるのがメリット。お年寄りや子供も食べやすいので、そうした家庭はぜひ備えたいですね。
欠点は、かさばる割には腹持ちが悪いこと。そして缶のゴミが邪魔になってしまいます。
レトルト食品
カレーでおなじみ。光を通さない丈夫なパックで密閉し、常温で長く保存できるのがメリットです。とはいえ、保存期間は1,2年ぐらいがほとんどですね。
そのまま食べられるし、普段から食べられるものが多いのもメリット。「あたためなくてもおいしいカレー」は大発明だと思います→「あたためずにおいしく食べられるカレー職人は必携!」
その他にもイザメシシリーズなど、おいしい非常食は、このジャンルから多く生まれています→「イザメシのカレーリゾットは本格派の味でした」
フリーズドライ食品
凍らせて乾燥させた食品。宇宙食などもそうですね。
味噌汁やスープはお湯を入れるだけで作れる定番です。普段から食べられるので、多めに買ってローリングストックするのに最適!あったかい食材は避難生活では必需品です。
アルファ米に似ていますが、フリーズドライのご飯も売っています。お湯を使えば2,3分で食べられるのがメリット。(アルファ米は15分はかかります)モンベルの商品はかなりおすすめですよ→「モンベルのアウトドア非常食を家族全員で試食」
缶詰
缶詰形式の非常食も多く売っています。缶が邪魔になることや、食べにくさはありますが、長期間保存がきくことが最大のメリット。25年保存できるサバイバルフーズは、ネット記事でも話題になりました。
いつもおなじみの「ビスコの保存食版」も缶に入っています→「保存用ビスコを5年ギリギリで試食。味は?」
そのほかチーズケーキやカップケーキの入った缶詰なんかもありますよ。スイーツって、被災地では本当に大切です。
乾パン
長期間保存できる昔ながらの定番。氷砂糖も入ってますよね。水も火もいらない、しかも長期保存(だいたい5年)できるしかさばらない。氷砂糖が入っていることが多いので、エネルギー補給にもなります。
欠点は、お年寄りや子供など、固いのが苦手な場合は食べにくいこと。そして、賞味期限が来ても食べる気が進まないこと^_^;
どう揃える?ネット?スーパー?ホームセンター?
では、どう揃えるのがおすすめか。ブログとしてはインターネットで揃えていただきたいのですが、実はスーパーでもけっこう揃えられます。
インターネットで揃える
長期間保存できる本格的な非常食については、インターネットでまとめて買うのが楽。送料や手間を考えるとおすすめはセットでまとめ買い。災害がどこかで起こると途端に品切れになるので、思い立ったときに買うのがおススメです。
スーパーでも揃えられる!
ここまで「いわゆる非常食」を紹介してきましたが、こうしたものばかりを揃えなくてはいけないというものでもありません。普段食べている食材を多めに買って、賞味期限の近いものから順番に食べていくローリングストックという方法もあります。→「ローリングストックのススメ。非常食を1週間分備蓄って無理なので」
我が家では、以下のものを日常備蓄しています。無理せず買える範囲で買っておくのが、備蓄の世界への近道です。
- ペットボトルのお茶→Amazon定期便
- フルーツグラノーラ
- レトルトカレー
- シーチキンの缶詰
- インスタントみそ汁・カップスープ
- パスタ・うどんなど乾麺
- レトルトおかゆ
- 野菜ジュース→Amazon定期便
「スーパーでも買える」と書きつつも、Amazon定期便がおすすめ。安くなるし、1ヶ月~6ヶ月で配送頻度を選べるので、自然とだんだん備蓄されていきます。備蓄が多くなり過ぎたら、手数料などなくても、すぐにやめられるのが便利です→「Amazon定期お得便で日常備蓄を始めてみよう」
まとめ
とりあえず揃え方を書きましたが、家族や目的によって、本当に変わってきます。
避難所に持って行く非常食や、逆に家に置いておく非常食など。それぞれのシチュエーションに合わせて揃えて行きたいですね→「【非常食の注意点】「避難所に持って行く非常食」と「家に置いておく非常食」の違いに注意!」
それにしても最近の非常食は本当においしくできてます。賞味期限が近づいたり、近づいていなくとも手抜きしたい日に、さっと食べてしまうのもおすすめですが、どうでしょう。(非常食製造会社のまわしものではありませんが^_^;)
以下、おすすめいろいろです





最後まで読んで頂きありがとうございました。